Steam 『Celeste』 クリア
久し振りに!さら~っとブログを書きます。
最近はゲームの感想を余さず記録していきたい気持ちが高まってきました。
昨年は生活が雑だったので少しでも規律めいていきたい。願望。
さて、この数日で遊んだゲームを紹介します。
まずレビューを読んで衝動買いしてしまったのが、Celeste。(日本語あり)
これ、けして知名度の高くなかった(だよね?)インディーズゲーなんですけど、海外レビューが軒並み好評価だったんすよ。
正直キャラクターデザインは垢抜けていないしドット絵も昨今の海外製の精魂込めたクオリティの作品に比べたら特別際立ったものはない。(ステージ背景は雰囲気出てていいよね!)
けれどもここで、マジックワード「ナラティブが素晴らしい」という言葉が出てくる。
ゲームデザインと物語の融合。これこそがゲームのストーリーテリングとしての到達点であり最終目標。
これは触らないわけにはいかないなということで買って遊んでみたら、いつの間にか2月2日~9日まででプレイ時間が約34時間。平均4時間ちょい遊んでることになりますね。
平日込みなので、これはだいぶ遊んでます。
実績もコンプしました。
結論から言うと、最高に良かった。
(数字は死亡回数)
まず触れておきたいのが、死亡回数のカウントについて。
常にカウントアップされるこの死亡回数を意味するものはつまり、Celesteの過酷な山に挑戦し、積み上げた死亡回数は勲章だということ。
振り返ってみると、Stage7(頂上)A面・Stage6(反映)B面・Stage7のC面は苦戦したなぁと…w
というか、結局Stage7のC面はクリア出来なかったんだよ!
延々と1時間半くらい死に続けて、「あ、もう無理だ」ってなったのでこれ以降はアシストモードでサクッと終わらせちゃったよ。
ゲームは自分で遊ばねば、とか、試練を乗り越えてこそ、みたいな思想もあるけど、個人的にはそんなのどうでもいい!
ここまで遊んだらもう十分で、ゲームだからこそ楽しむためならチートでもなんでも使っちゃえ!という個人的意見。
後半は難しすぎてメンタルがやられてたのでこのゲームが嫌いになりそうだった。
このゲームであまり良くないなと思ったのは、羽根取得時の魂操作?で、黄金の羽根を取得すると一定時間自動で加速して自分はその制御をするだけになる場面があるんだよ。
これがね、基本十字キー操作の横スクロールプラットフォーマーに突然ぶっこまれてくる操作体系の違う別次元の3D操作だから煩わしい。
しかもご多分に漏れずかなりシビアな操作が要求されてとてもストレスが溜まった。
大きな不満はここくらいだったかなぁ。
ぶつかると跳ね返るバンパーなんかはコントロールが難しいけどプラットフォーマーの醍醐味でもあって楽しい!
小気味いい空中ダッシュと噛み合うこの要素こそが魅力だと思うのよね。
他にも、プラットフォーマー×空中ダッシュの黄金の組み合わせに噛み合う幾多の要素が君を待っている!
トライアンドエラーはとてもテンポが良く、死に続けながら少しずつパターンを掴んで安定させる工程に夢中になっているといつの間にか時間が過ぎ去っている。
クリアしても挙動が気持ちいいので再度挑戦して今度はTAもやってみようかな?なんて気分になってくる。
このトライアンドエラーも含めたレベルデザイン、その完成度の高さが絶妙なんですよ。
徐々に新しい要素を付け加えて、それを使いこなしながら上手くなっていく自分に酔える。(だがしかし、山は非常に過酷だ!)
そして、この体験こそがこのゲームの物語でありナラティブ。
パッと見チープに見える(個人的感想)イラストも、冒険を通じて愛らしく見えてくるしなかなか演出も隅に置けないこだわりを感じる。
そこまで壮大な物語ではないんだけど、小さく綺麗にまとまったオルゴールのよう。
是非ゲーム内で遊びながら聞いて欲しいんですけど、雪山が想起されるBGMも壮麗で、過酷な試練に苛立つ心を癒やしてくれます。
もちろん高い難易度は摩擦となって襲い掛かってくるけども、それに立ち向かおうと思えるだけのクオリティがあることは保証出来ます。
ちょーおすすめのゲームなので、是非みんな遊んでみてね!
(96点)
PS:
ついでの同系統の塔登りゲーの傑作フリーゲーム。Tower of Heavenを紹介しておくね。
このゲームの演出は必見。
これもゲーム内で聞くべきなんだけど、GB感溢れるノリの良いチップチューンはAmazonプライムミュージックでも聞けるから是非。
https://www.amazon.co.jp/Tower-Heaven-Original-Soundtrack-flashygoodness/dp/B008HY7HPW