ストラスちゃんネット

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ドラゴンクエストライバルズ 「勇者杯 夏」の名試合 その2

 ドラゴンクエストライバルズ公式全国大会「勇者杯2018夏」決勝大会(5:59:36~)

準決勝 第2試合 第1バトル

 

先攻 ハート

トルネコ(商人)

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後攻 Lv99アカギ

 トルネコ(商人)

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両者トルネコのミラーマッチで始まった第1戦目。
動画でちょもすさんも解説しているが、両者ともマッチアップの時点で戦いは始まっていた。

 

ハートは「奇跡テリー」「ミッドレンジトルネコ」「ミッドレンジアリーナ」を採用。
対してLv99アカギは「奇跡テリー」「ミッドレンジトルネコ」「魔方陣ゼシカ」の採用だ。

ここで鍵となるのは奇跡テリー*1

奇跡テリーはアリーナに微有利、ゼシカに有利がとれるマッチアップだ。
しかし、ミッドレンジトルネコに対しては不利である。

つまり、奇跡テリーへの牽制としてミッドレンジトルネコを温存するか否か。
1戦目のリーダーピックから緊張感が高まる。


そして、両者はトルネコ を選択した。


このマッチアップでトルネコ を出さずにテリーで突破される事だけはどうしても阻止したかった。
トルネコを出さずにテリーを出された場合、有利として出せたハズのカードが消えてしまうからだ。

だからこの1戦目がミラーマッチになるのは必然だった。

 

試合が始まった。

早速、両者のマリガン*2から違いは現れる。
ハートが超ちからの種*3を残した。

トルネコというリーダーは盤面のユニットを育てて戦うリーダーだ。

だからいかにユニットを場に残すかが重要。

超ちからの種は1コストで相手の盤面を破壊するパワーがある。

LV99アカギのトルネコ には採用されていないキーカードだった。

そのマリガン結果が功を奏して、はぐれメタル+超ちからの種でまずは盤面の有利を形成する。

ハートはさらにここで“封印の杖”を宝箱床から入手した。


ドラゴンクエストライバルズでは第3弾に床のシステムが追加された。
トルネコというリーダーには宝箱床というシステムが与えられた。
宝箱床は上にユニットを置くと、24枚のとくぎ/武器カードから1枚のカードをランダムで獲得できる。

そして、封印の杖は0コストで相手ユニット1体を1体封印。
封印はトルネコのユニット強化を全部なかったことにできる。

つまり24枚から引き入れたその1枚はアドバンテージを大きく広げる最高のカードだった。


ハートの盤面は圧倒的勢力を持ってLv99アカギに重圧をかける。


Lv99アカギの苦しい表情。


しかし、ここでLv99アカギもかなしばりの杖を使用する。

実は、前ターンでLv99アカギも宝箱床からかなしばりの杖を手に入れていた。
このカードは使うと相手の場の3体が次のターン攻撃不能になる。

本来ならこのまま盤面が負けたまま敗北が普通だが、Lv99アカギにもこれで1ターンの猶予が生まれた。
この場面に対応できるカードは24枚中2枚、そのうち1枚をLv99アカギも引き入れていたのだ。


だが、ハートも引き下がらない。
宝箱から手に入れたカードは成長の果実*4
守りの盤面を形成するにはとても良いカードだ。
ハートはこの成長の果実を使って更に盤面の強化を施した。


この盤面にLV99アカギは二度目の苦悩。

ハートの圧倒的勢力に埋め尽くされた盤面。
手札にはこの盤面を返す手段が1つしかなかった。
だがたったひとつだけ方法があった。

それがダークドレアムだ。

出せば全ての場のユニットと床、そして自分の手札にいるユニットを全て破壊するフィニッシャーだ。


だが、この中盤でフィニッシャーを出さざるを得なかった。
フィニッシャーを盤面の整理に使わざるを得なかった。
手札にあった強いユニットを全て捨ててダークドレアムを出した。

 

苦し紛れの一手だった。

 


もちろん、準決勝の舞台まであがってきたハート。
同じくダークドレアム を手札に握っていた。
いざとなればダークドレアムで盤面をひっくり返す手段を持っていた。


余裕のあるハートは強カードのネルゲルを設置し、ユニットを並べて相手の手札を減らしにいく。

手札をほぼ使い切り、負けじと盤面を整理するLv99アカギ。


そしてハートのターン。
盤面のユニットでLV99アカギ本体を殴る。
ライフを削った後、盤面を返すためにダークドレアムを配置。

盤面、ライフ、手札。
誰が見ても有利。
勝利への光がハートに差し込んでいた。

 

しかし、ここでハートはミスをする。


本来ならばダークドレアム設置前に残っていたユニットは「つちわらし」と「ネルゲル」
つちわらしは攻撃力1なので1ダメージだが、ネルゲルは攻撃力5に加えて2回攻撃*5を持っている。

しかし、ネルゲルの2回目の攻撃を忘れてしまった。

本来ならばネルゲル2回攻撃とつちわらし、5+5+1でLv99アカギのライフを11点を削ることができた。

しかし、ネルゲルは1回しか攻撃しなかった。
結果としての5+1の6点を削って残りライフ19点のままターンをLv99アカギに渡してしまった。


かなり痛いミスだ。
これにはハートの顔にも陰りが見えた。


だがプレイングミスを以てしてもダークドレアムのプレッシャーは凄まじかった。
Lv99アカギの不利は変わらなかった。


ここでLv99アカギは手札をドローすることができるリッカを引く。
手札のドローに希望を託してユニットを展開する。
リッカ、サンディ、ゴールドマン・・・

しかし、足りない。

守るためのユニットが足りない。

Lv99アカギの懐がガラ空きだった。

 

ハートのダークドレアムが動きだす。

 

 

もうダメだ。

 

 

 

 


しかし

足りないのはハートも同じだった。

 

引いてきたのはメラゴースト。1点を好きな場所に飛ばせるカードだ。

Lv99アカギのライフは残り19点

トルネコのテンションスキルでユニット強化カードを引く。
全て攻撃力があがるカードだ。
MPも申し分ない。


しかし、これでも足りない。

ダークドレアムが12点
強化カード3つで攻撃力3アップ
装備中の武器が2点
引いてきたメラゴーストで1点

手札を見ても1点が足りない。

合わせて18点。

Lv99アカギのライフは19点。

1点足りないのだ。


なぜか。


ネルゲルの殴り忘れだ。


あそこでもう1度攻撃していればもう5点を削っていたハズだった。


Lv99アカギを仕留めきれていた。

だが、仕留めきれなかった。

 


仕方なくハートは盤面の処理をする。
盤面にユニットを残せば強化したユニットで逆転されてしまうからだ。

まさしく、Lv99アカギはその逆転の機会をずっと伺っていた。
手札にはユニットの攻撃力を一気に強化する「たたかいのドラム」を握っていた。

逆転の機会を今か今かと伺っていたのだ。


だが、ハートの処理は悲しいほど冷静。

Lv99アカギに攻め手を作らせないプレイング。
さらにダークドレアムの攻撃でLv99アカギのライフを7点まで削る。

次のターンがまわればダークドレアム でフィニッシュ。
限りなくチェックメイト に近いチェックだ。
絶望的だった。


Lv99アカギのターン。

 

 

 

駆け付けた

 

 


勇者

 

 


Lv99アカギの元に勇者姫アンルシアが現れた。


アンルシア
攻撃力5以上のユニットを指定して攻撃力を0にする能力。


つまり、ハートのダークドレアム を無力化するカードだ。

 

魔王を討つ勇者。

ハートの攻め手がもぎ取られる。

これがドラゴンクエストだと言わんばかりに流れるBGM:刃の旋律。


勝敗は決した。


ターンが返ってきたLv99アカギがたたかいのドラムを使用してフィニッシュ。

 


準決勝 第2試合 1戦目
勝利したのは、不利を抱えたLv99アカギだった。

 

 


アンルシアが駆け付けた時、LV99アカギのデッキは残り14枚。
1/14 ここしかないこのタイミングでアンルシアを引いた。

この時、Lv99アカギは勇者だった。


もちろんハートはミスさえなければ勝っていた。
いや、ミス以外でも勝てるシーンはあった。
Lv99アカギがダークドレアムを出す前のターン。
盤面を優先したが、強化したはぐれメタル6点で攻撃していれば勝っていた。

だが、少しが噛み合わなかった。


魔王が起こす絶望的な状況から勇者の力で世界を救う。
そんなドラゴンクエストの系譜をライバルズでも味わえる。

 

これぞドラゴンクエストライバルズだ。

 

これが勇者杯だ。

 


そんな熱さを感じる一戦だった。

*1:奇跡の剣を育てて戦うミッドレンジテリーのデッキ

*2:ドラゴンクエストライバルズでは初期手札が配られた時点で手札から選択したカードをデッキに戻してデッキをシャッフル、戻した枚数だけ再度デッキから引き直すことができる。

*3:1コスト。使用したユニットに攻撃力+2と貫通効果を付与する とくぎカード

*4:1コスト。使用したユニットに体力+2とにおうだちを付与する

*5:1ターンの間に2回攻撃を行うことができる効果