『天気の子』を見てきたアニメオタク達の力を借りたい
『天気の子』、良かったですよね
早速本題に入りたいんですが
もちろんネタバレありですので各自ゾーニングよろしくお願いいたします
劇中ですごく気になるところがあったんですよ
“帆高くんが必死に線路上を走るシーン”
あれ、時をかける少女でしたよね?
がむしゃらに走って表情が辛そうにぐにゃぐにゃ動くとことか
周りの音より荒い息だけがやたら聞こえてくるあのシーン
あのシーン好きなんですよ自分
音と画で走りの本気度が伝わってくるあの演出
これがアニメの魅せどころ!って感じで本当に好き
だから今一番期待されているアニメ映画監督となった新海誠先生が
俺の好きなアニメこれだよ!って演出をよせたりしてたのかな~
なんて一人ぼんやり思ってたんですよ
で、しばらく他の方の記事とか読んでたんですが
『千と千尋の神隠し』で『天気の子』後報が流れることにも意味があります。
後報で使っている帆高と陽菜が空から落ちるシーンは、『千と千尋の神隠し』でハクと千尋が空から落ちるシーンのオマージュなんですよね。
後報は『千と千尋の神隠し』の中盤で流れていたので、終盤でハクと千尋が空から落ちるシーンを見た人はアッと思ったのではないでしょうか。
『千と千尋の神隠し』で流すことを想定して後報を作ったのか、そもそも金曜ロードショーでお盆に『千と千尋の神隠し』を流すこと自体から宣伝チームが動いていたのか、聞いてみたいところ。
ん?いや、確かにな?
確かにそう思ったらそうかもしれない
構造こそ、新海誠が研究してきた「セカイ系」に似ているものの、『天気の子』は『君の名は。』を通じて彼自身が強く現実の「セカイ」に対する理解を得て、そこから我々が十分に共感できるほどのリアリティを背景にもたせ、その上で若者たちが多数より自分たちを選べるアンセムを贈り、同時にフィクションがリアルに対して悠々と勝利することでオタクカルチャーの反撃まで描いてみせた。
既に、これまでの新海誠の作品とは全く違う。いや、現代でこれほどのアニメーションを、これほどの重責をもって描いた作品は未だかつて知らない。
いや、もう、Jiniさんいつも素晴らしい記事ありがとうございます
で、これらの記事を拝見させていただいて思ったんですよ
もしかして
様々な名作アニメ映画のリスペクトとして
『天気の子』に映画の1シーンを意図的に組み込むことで
現代アニメーションの良さを伝えようとしているのでは?
もちろん
“重責をもって描いた作品”という言葉からの僕の妄想なんですけどね
妄想なんですけど
『時をかける少女』や『千と千尋の神隠し』っぽいオマージュが実際にあるっぽくて
それが
『昔からオタクカルチャーは強かったんだぞ』
『知らない人にも今それを見せてやるぞ』
という言葉にどうしても見えてきちゃったわけなんです
だからアニメオタク達に力を借りたい
天気の子って
他にも名作アニメのオマージュシーンがあるのだろうか?
僕は特別アニメに詳しいわけじゃないので
こういったオマージュには全然気づきません。
時をかける少女や千と千尋の神隠しは
たまたま印象に残っていたシーンだったからで…
もし、他にもこういうオマージュあったよーなんて情報があれば
僕の妄想がより現実味を帯びてきてとても幸せな気持ちになるので
暇な人はこっそり僕に教えてください
ちなみにこの記事書きながら
あいつら
打ち上げ花火、横から見てんじゃん
とか思ったけど
実際にそういうシーンがあったのかは元の方を見てないので分かりません